最近日本各地で猛暑がきびしいですね。ニュースを見て驚いています。
こちら台北も、6月後半から暑い日々が続いています。
先週まで最高気温34〜36℃の日々でしたが、
ここ1週間くらいは台風の影響か、
少しだけ気温が下がり31℃くらいです。
日本のほうが暑いかもしれませんね!
熱中症にはお気をつけください。
暑い時期にお世話になっている、私のお気に入りの食べ物は、
豆腐スイーツの「豆花(トウファ)」です。
行天宮の近くにある「黒岩」は台湾風かき氷で有名なお店ですが、
「豆花」も人気で、最近よく通っています。
どちらも、自分の好きなトッピングを数種類選ぶことができます。
(今日は、ハト麦・緑豆・タロ芋煮・パイナップル蜜煮を選択!)
最後に「氷いりますか?」と聞いてくれて、
かき氷用の氷を無料でかけてもらうこともできます。
スイーツを食べてばかりだと罪悪感を感じますが、
豆腐でたんぱく質を摂れるし、
トッピングもハト麦や緑豆など自然の食材なので、
「健康にいいスイーツ!」と思いながら美味しくいただいています!
ちなみにこちらのお店、豆花もかき氷も70元前後から食べられます。
台湾のヴィーガン/ベジタリアン事情
食べ物つながりで、台湾の「ヴィーガン/ベジタリアン」の話も
ご紹介したいと思います。
台湾ではヴィーガン/ベジタリアン料理は珍しいものではなく、
台湾の食文化になじんでいます。
中国語では「素食」というのですが、
台湾で注意して街中を歩いていると、
「素食」と書かれたヴィーガンレストランの看板を見かけたり、
スーパーなどでも「素」という表示がある食品を目にすることがあると思います。
台湾でのヴィーガン/ベジタリアン料理は、
もともとは宗教の関係から
(仏教の殺生をしないという考えの人達が食べるために)
広まったと聞きました。
私が台湾に暮らしていて、台湾ではヴィーガン/ベジタリアン料理が普遍的で生活に溶け込んでいると感じる理由が、
◉台湾はベジタリアンの人も多く、ベジタリアン(ヴィーガン)のレストランも多い。
◉高級なレストランから食堂まで、幅広くある。
◉通常のレストランやカフェでも、ベジタリアンが食べられるメニューを用意している店も多い。
というのに加えて、
◉ベジタリアンじゃない人達も食べに行く
からなんです。
「今日の外食はイタリアンにしようか、日本食にしようか?」
と同列の、選択肢のひとつとして、
時々ヴィーガンのお店に食事に行く人も多いです。
世界のランキング
また、統計的な話では、
台湾では人口の約14%、300万人以上がヴィーガン/ベジタリアンだそうです。
ヴィーガン/ベジタリアンの総人口比率ランキングでは、
1位: インド(39%)
2位: メキシコ(19%)
3位: 台湾(14%)
と台湾が3位に入っている
という統計が、台湾の記事で紹介されていました。
(人間福報The Merit Times 2023年7月 / 元データWorld of Statistics)
台湾と日本を比べると、
ヴィーガンは台湾のほうが普及しており、需要も高い印象です。
オーガニックショップや自然派食品の店は、台湾でも店舗数・愛用者ともに増えています。
ただ、グルテンフリーやアレルゲンフリーの食品は、
台湾にも有りますがまだこれからという感じで、
日本のほうが若干進んでいるようにも感じます。
ヴィーガン(アニマルフリー)食品やグルテンフリー、
ノンアレルゲン食品などを扱う企業さんは、
展示会や商談会等でも
それらをアピールする営業・商品紹介をなさってみてくださいね。